米国雇用統計はいつ!?雇用統計で為替(FX)が動かなくなったのはなぜ!?

為替は雇用統計に反応していた

今回は為替(FX)での重要イベントだった雇用統計についてお話しようと思います。
「だった」と過去形なのは、雇用統計の発表で市場が以前よりも動かなくなったからです。

少し前まで雇用統計はよく動いたのに、最近動かなくなったなと感じていた人もいるかと思います。

今回はその理由を解説していきたいと思います。

そもそも雇用統計っていつ?

雇用統計はFX市場におけるビックイベントでした。

毎週月初の金曜日に発表され、市場参加者がこぞって参入してくるいわゆるお祭りに近いものでした。
雇用統計を狙ってエントリーしてくる個人投資家も多かったと思います。

そもそも雇用統計はアメリカ合衆国の労働省が毎月発表する、米国の雇用情勢を調べた景気関連の経済指標のことです。

国の雇用情勢を調べた景気関連の経済指標なのですが、今までなぜ雇用統計で為替が大きく動いていたのでしょうか?

なぜ雇用統計での値動きは激しいのか

雇用統計発表後はとにかく動きました。
以前の雇用統計発表直後は非常にボラティリティーが高くなる傾向があり、1時間に100pip動くことも珍しくありませんでした。

参照:じぶん銀行

なぜ発表直後に値が大きく動いたかというと市場の関心が発表される雇用統計の数値にあったからです。

当時市場の関心はFRBの利上げでした。
2008年のリーマンショック以降、FRBは金融緩和を行い政策金利をゼロに抑え景気を回復させようと模索してきました。

その景気の良し悪しを見定める上での指標を雇用統計に設定していたのです。つまりFRBの利上げ開始時期は雇用統計の結果次第だったということです。

雇用統計の改善⇒米国利上げ⇒米国景気の回復⇒世界景気の回復といった一連の流れを投資家に連想させるものが雇用統計であったため発表時においての値動きは注目され激しいものになっていたということです。

なぜ雇用統計に反応しなくなったのか

 

 

FRBが政策金利を引き上げたから

FRBが政策金利の誘導目標を引き上げてから市場は反応しなくなりました。

市場の関心はFRBがいつ利上げを開始するかということでした。その判断の根拠となる雇用統計が重要視されるのも当然ですね。

しかしいつ利上げをするかという判断が下された後では、当然根拠となる雇用統計の重要性も低くなってしまうということになります。

実際に2015年12月16日にFRBは政策金利の誘導目標を0.25%から0.5%に引き上げてから、雇用統計発表における市場の反応は限定的なものになってしまいました。

現在の市場の関心は雇用統計などの経済関連の数値というより政治的なリスク要因で動いています。

  • 中国やトルコとの米国の関係。
  • そこから生まれる米中貿易摩擦
  • イギリスのEU脱退を巡る議論

このようなトピックが現在の市場の関心になります。

市場参加者がこうした市場リスクを慎重に見定めているため、政治関連のニュースが出た時の値動きは大きなものとなっています。

実際に世界景気は良いので市場の関心がそういったカントリーリスクに向けられるのは当然といえば当然ですね。

まとめ

今回は雇用統計での動きが以前とは違うということをメインに話をしました。

ここで言いたかったのは市場はいつでも変わりうるということです。

つまり、相場という世界においては昨日まで有効だった手法が市場の変化によって使えなくなってしまうリスクがあるということです。

そのような環境化においては自分自身が柔軟にマーケットの変化を読み取り、変化に対応していくしかありません。変化に対応するためにはそれ相応の知識とマーケットでの経験が必要になります。

まずは小額で投資を始め、マーケットでの知識を蓄えつつ経験を積んでいきましょう。

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