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将来が不安ではありませんか?
突然ですが、日本の現状を考えて将来に対して漠然とした不安をお持ちではないでしょうか?
少子高齢化が進み日本の借金残高は1000兆円まで膨れ上がっている昨今、本当に老後生活を年金をもらいながらゆっくり過ごすことができるのでしょうか?
今回はそうした日本の状況を含め、日本の将来について起こるであろうシナリオを紹介していきたいと思います。
今後の日本で起こること4つのシナリオ
- 単純労働の減少→自動化
- 年金支給減額による定年切り上げ
- 高齢者の医療負担増
- 格差拡大
①単純労働の減少→自動化
日本では今、労働力不足が叫ばれています。
数年前までは800円ぐらいだった時給も、今や1000円近辺と急騰しておりヤマト運輸などが働き手不足から値上げをしたのも衝撃でしたね。
参照:ヤマトHP
私は先日、学生時代に登録していた派遣会社から数十年ぶりに電話がきました。それだけ人手が足りない売り手市場ということですね。
深刻なこの人手不足ですが、大体後数十年経てば解決されます。
なぜなら急速に単純労働の自動化が進められているからです。
実際に銀行などでも一般事務職を減らし、単純作業は自動化していくという流れがでてきました。
ついに、みずほ銀行はシステムを完成させるに至る。2018年秋には、新システムが稼働する。同システムが稼働することにより、みずほ銀行を含むみずほフィナンシャルグループ(FG)は人員を1万9000人削減できると試算。いきなり2万人近い人員がリストラされることはないが、今後10年間かけて緩やかに人員が削減されていく。
このような流れは今後、ますます進んでいく事が想定されると考えられますので考えられますので、将来的には特定の専門職のみが生き残る時代になっていくでしょう。
もちろん自動化できない単純労働は残ると思いますが、単純労働自体は減少し、相対的に仕事の数が少なくなっていくでしょう。
②定年年齢の切り上げ
仕事自体が減っていく環境であるにも関わらず定年する年齢は切り上げられていきます。というより、切り上げて働かないと生活できない社会がすぐそこまで迫っています。
なぜならば年金支給開始年齢が将来的に引き上げられる可能性が高いからです。
少子高齢化社会となった結果、高齢者を支える若者がいなくなっているのが要因ですね。
政府の調査によると2060年には高齢者(65歳以上)が40%近い割合を占めるようになるようです。
つまり半数近くは定年年齢である65歳に達してしまうということになります。
当然、若い世代が40%の高齢者を支え続けることは経済的にも難しいと考えられます。
今は年金支給年齢が65歳ですが、数年前までは60歳で支給されていたことを考えると政府が定年年齢を65歳以上にすることは十分に考えられます。
むしろ65歳以上にしなければ財政を維持することができなくなります。
つまり1000兆円の借金がある財政難の日本は年金の支給年齢を引き上げざる負えない状態なのです。
③高齢者の医療負担増
今現在私たち国民は3割負担ですが、高齢者は1割負担です。
今後財政難が更に深刻化していくようであればこの負担率を引き上げていくと考えられます。
加えて消費税、社会保険などの増税も考えられます。
④格差の拡大
単純労働が減る分、スペシャリストが求められる時代になります。
例えばAIやビックデータの専門家や人工知能を開発できるプログラマーなどです。
実際にAIやビックデータ技術に長けている人材の求人は増えており、年収も右肩上がりで上昇している状態です。
それではどうすればいいのか
- 資産は自分で守る
- お金に働いてもらう
- 1人で食べていける技術を身につける
資産は自分で守る
まずは、もしもの時のために資産を蓄えましょう。
そしてその資産を自分で守れるだけの金融リテラシーを身に着けましょう。
というのも預金しているだけではインフレ効果で価値が目減りしてしまうからです。
→詳しくはコチラ
お金に働いてもらう
不労所得を得られる仕組みを作りましょう。不労所得とは言葉通り働かなくても得られる所得のことです。
不労所得があればいざというときに困ることがありません。
例えば株式の配当や優待、そして不動産の家賃収入などが不労所得です。
このような不労所得を得るためには、現金をただ寝かしているだけではなくしっかりと資産として働いてもらわなければいけません。つまり運用をするということです。
そのためにはしっかりとた金融リテラシーを身に着けることが必要です。
1人で食べていける技術を身につける
最近はフリーランスという言葉をよく聞くようになったと思います。
フリーランスとは会社に所属せず、自身で仕事を請け負い報酬をもらうといったいわゆるプロの方たちの事を指します。
彼らは会社に所属せずとも自身の経験と知識で食べていくことができます。
しかし彼らは特段に優れているということはありません。
ただフリーランスで食べていくという覚悟と、自己ブランディング化がうまいのです。
つまり我々一般人もそういった覚悟をもって自己ブランディング化をしていけば、一人で仕事を請け負い食べていくことも可能なのです。
そういった一人で食べていける技術を意識して身に着けていくようにしましょう!
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