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ミニ株とは
ミニ株とはざっくり一言で表すと、小さい額で株の売買ができる制度です。
大体の株式の株式単元は100株か1000株です。
つまり100株が1000株の単位でないと株の注文をすることができません。
例えば東京ディズニーランドを運営するオリエンタルランド (4661)の株式が欲しかったとしましょう。
現在の株価が11,150円で単元株式数が100株なので、オリエンタルランドの株式を買う場合には1,115,000円(11,150円×100株)という割と大きめな金額が必要となります。
ミニ株で買った場合
しかしミニ株を使った場合だと、1株から注文することができます。
つまり先程のオリエンタルランドの株式であれば、1/100の11,150円で購入することができるのです。
ミニ株を利用できる証券会社
- カブドットコム証券:プチ株
- SBI証券:S株
- マネックス証券:ワン株
各社証券会社語とに名称が異なっていますが、どれもミニ株を意味しています。
ミニ株のメリット
- 小額の資金で株式取引ができる
- 小額から本格的な投資体験をすることができる
小額の資金で株式取引ができる
何といっても小額で株式取引ができるというのが最大のメリットでしょう。
資金量が限られると買えない銘柄もありそれだけ選択肢が狭くなってしまいます。
その分チャンスが少なくなってしまいますが、ミニ株の小額投資であればそのチャンスを活かすことができます。
また小額であるためリスク自体も調整することができます。
自分のリスク許容度にあったポジション量を株式数を減らすことで実現できるので、リスク自体も最小限に抑えることができます。
小額から本格的な投資体験をすることができる
ミニ株は、本来では投資できない優良企業に株式数を減らすことで投資をすることができます。
その投資体験から、単元株で株を買う時の実戦経験として投資体験ができるのです。
ミニ株のデメリット
- 株主優待券をもらえない
- 株主総会に出席できない
- リアルタイムの取引を行うことができない
株主優待券をもらうことができない
株主優待券は単元株で保有した方に送られます。
よって単元未満のミニ株制度を利用した場合ですと、株主優待はもらえないのです。
株主優待目的で、ミニ株を利用しようと思っていた方は注意しましょう。
株主総会に出席することができない
株主総会も単元株1単位につき、一議決権を付与されるという制度です。
よって単元未満のミニ株制度を利用した場合ですと、株主総会に出席することはできません。
リアルタイムの取引を行うことができない
ミニ株は、取引注文日の翌日の値段で売買が成立します。
これは取引のタイミングに制限があるため通常の株式投資に比べて売買が遅くなってしまうためです。
よって通常の株式売買よりも不利な約定になってしまう可能性もあります。
まとめ
以上のように、ミニ株制度を利用する上でやはりメリット、デメリットどちらとも存在しています。
しかし投資初心者でまだ運用資金の少ない方であれば、まずは小額で手軽に始められるミニ株を使って安全に運用することをおすすめします。
資金が増えるにつれて、毎月ミニ株を買い足し単元株式数まで買い足すなどの方法もおすすめです!
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