香港デモの原因は?逃亡犯条例改正案ってなに?香港情勢をわかりやすく解説

香港におけるデモ

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参照:yahooニュース

今現在香港でデモ活動が起こっているのはご存知でしょうか?

今回は香港のデモ活動と香港で今起きている状況について説明していきたいと思います。

香港は中国?

そもそも香港は中国の一部であって、独立した国ではありません。

しかし香港というと一つの国のように捉えられる場面も少なくないですよね。

というのも中国は「一国二制度」という制度をとっており、ある程度は香港の独立性を認めているからです。

中華人民共和国の政治制度において、本土領域(中国政府が対香港・マカオ関係で自称する際は「内地」)から分離した領域を設置し、主権国家の枠組みの中において一定の自治や国際参加を可能とする構想である。

引用:wikipediaより

元々イギリスの植民地であった香港は、その歴史上本土の中国側とは文化的、または制度的な違いがありひとくくりにすることは難しいということですね。

ちなみに香港では自分のことを中国人というよりも、香港人と答える人の割合が多いそうです。

そういった文化的な違いが今回のデモ活動の根本的な理由となっています。

香港デモの原因は?

事の発端は逃亡犯条例改正案

さて、この香港デモの原因はなんなのでしょうか?

結論から申し上げると、中国政府が発案した逃亡犯条例改正案が事の発端となります。

そもそもこの逃亡犯条例とは香港以外の国などで犯罪を犯した容疑者が香港に逃げて来た時、引き渡し協定を結んだ国や地域からの要請があれば容疑者を引き渡しすることができるという条例になります。

この条例は2018年に起きたある事件のため作られました。

その事件というのが台湾旅行中の香港人男性が、その旅行中に恋人を殺害してしまったのですが、その男性が香港に帰ってしったため法で裁けない状況になったというものです。

香港は台湾と引き渡し協定を締結していないので、香港でも台湾でも犯人を殺人罪の裁判にかけられなくなってしまったということになります。

そういった経緯のもと逃亡犯条例改正案が可決し、この引渡しを簡略化させようとしたというわけです。

引き渡し簡略化で中国本土に強制送還?

それではなぜこの条例の簡略化がデモにまで発展してしまったのでしょうか?

結論から言うと、この改正により香港に住む人々は中国本土に強制送還される可能性が高くなってしまうからです。

ただでさえ香港の人々は自分のことを香港人と思っており中国人ではないと考えています。

つまりなにかしらの罪を犯した場合、外国に強制送還されるのは納得がいかないといった、心理的な反発が生まれたわけです。

また中国政府は自分たちに不都合な真実を発言するような人々を強制的に弾圧してきたという歴史もあるため、香港の人々にとっても自分たちを守るためのデモ活動を行っているのです。

自分たちの主権は自分たちで守るというのがこのデモの目的になります。

香港政府は改正案を撤回したが…

自体の収集を図るため香港政府は改正案を撤回させました。

しかしながらデモ隊が掲げる五大要求のうち政府が飲んだ要求は一つであり、デモ活動は今後も継続することが予想されます。

政府側としても、条例を撤廃するのであるならばもう少し早く行動に移すべきであったといえるでしょう。

香港デモは今後どうなる?

デモ発生直後より収束しつつある香港ですが、若者を中心とした中国政府に対する疑惑の目は拭えておらず、香港の人々は中国を信用できなくなっています。

一国二制度といういびつな体制が、このようなデモに発展していることからも、この制度自体を変えなくては中国と香港の関係性を改善させていくことは難しいと考えられるでしょう。

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