【2019年版】トルコリラ円は10円以下に!?下落し続けるのはなぜ!?高金利はいつまで続くの?

トルコリラ円とは

さて、今回はFXにおけるトルコリラ円についてご紹介していきたいと思います。

この国の通貨であるトルコリラ円と言えばスワップ狙いの通貨であるということは周知のとおりですね。

一万通貨に対して各社、かなり多めのスワップポイントを付与しています。

■各社スワップポイント

・GMOクリック証券:73円/日
・外為どっとコム:80円/日
・SBIFXトレード:82円/日
・ヒロセ通商(Lion FX):96円/日
・FXプライムbyGMO:80円/日
・みんなのFX:100円/日
・マネーパートナーズ:77円/日
・外為オンライン:65円/日

例えばヒロセ通商であれば、1万通貨保有すれば日に100円弱のスワップポイントが入るわけです。

つまり月間にして3000円程の収益が発生するという事ですね。

銀行預金がまったくもらえないという昨今非常に魅力のある投資対象であるといえるのではないでしょうか(もちろんリスクはありますが。。。)

24%という高金利通貨

なぜトルコリラ円はこれほどまでにスワップポイントが高いのでしょうか?

その理由はトルコの政策金利が非常に高いからです。

なんとトルコの政策金利は24%であり、先進国では考えられないような高金利を設定しているのです。日本が0%であり、アメリカが2%だという事を考えるとどれだけ異例な金利設定か分かるかと思います。


参照:みんかぶFX

この高金利設定により、トルコリラ円のスワップポイントが非常に高くなっているというわけです。

10年間下落し続けているトルコリラ

なぜトルコはここまで高い政策金利を設定しているのでしょうか?

端的に言うと、トルコ政府がトルコリラの下落を防ごうとしているためです

金利を引き上げると基本的にその国の通貨は高くなります。金利が多くもらえる通貨を市場参加者は選ぶ傾向があるからです。

しかし高金利政策にも関わらずトルコリラは長らく下落し続けているのです。2007年には92円だったトルコリラ円も現在は19円まで下落しているのです。

通貨の価値が10年程で1/4以下になっている状態であり、トルコ国内ではインフレが社会問題となっているのです。

国としてもどうにかこの通貨安を防ぎたいと考えているため、国の財政負担にはなりますがこの高金利を設定しているということになります。

ミセスワタナベはロングで捕まっている!?

また日本の個人投資家であるミセスワタナベはトルコリラ円を買い続けているという現状もあります。

10年以上下落して割安感が出ているかつ、スワップも魅力的なため個人の投資家は買いを入れたくなるわけですね。

しかし、当初想定していた価格よりも下落し、結局は塩漬けとなっている個人は非常に多いのです。

このような現状もあり、日本の金融先物業界はFX業者に対してトルコリラ円の扱いをあまり推奨していません。

顧客保護の観点からも非常に危険な通貨であるという認識を持っているという事ですね。

トルコリラ円を保有している方、または今後取引を考えている方はこのようなリスクがあるということは十分に認識し、レバレッジを引き上げすぎないようにしましょう!

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トルコリラ円の今後とリスク要因

高金利はこのまま続くのか?

さてそれではこのトルコの高金利政策はこのままいつまでも継続するのでしょうか?

結論から言えば、この高金利政策はいつまでも続く可能性は低いといえるでしょう。

むしろ明日、政策金利が引き下げられてもおかしくありません。

というのも24%の金利を設定すれば、トルコ政府が発行する国債の返済金利も上昇してしまうからです。

日本の消費者金融の金利が10%前後でも高いと言われている中、国が24%の金利を出し続けていたらいずれ国自体が破綻してしまうことは必須です。

当然、長期的にみればトルコ政府も国債の利払いに追われることになるので、この高金利政策の終わりは必ずくることになるのです。

10円以下になることも十分にあり得る

以上の事からも、仮にトルコ中央銀行が利下げした場合、今以上のレベルでトルコリラの下落が見込まれます。

金利が引き下がれば、当然通貨の価値自体も大幅に下落することになりますのでトルコリラ円は10円を切るレベルまで下落することも十分に考えられます。

実際に同じEM通貨(新興国通貨の略称)の南アフリカランドは、対円で10円以下の7.6円程までに下落しています。

さすがに10円以下まで割れることはないだろうという甘い想定はせずに、10円以下まで下落する可能性があるという事は認識しておくようにしましょう!

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