金利が上昇すると国債の価格は下落する!?金利と債券の関係性をわかりやすく解説!

金利と国債価格は逆相関の関係!

資産運用をする上で金利の水準を見る事は非常に重要です。

というのも金利の動向は株価や景気に強い影響を与えるからです。

そしてその金利の動向を見る上で重要になる要素が金利と債権価格の関係性です。

実はこの金利と国債価格には逆相関の関係性があります。

どういう事かというと、金利が上がると債権価格は下落し、債権価格が上昇すると金利が低下するという現象が起きるのです。

今回はなぜ金利と債権価格に逆相関の関係があるのかという点についてわかりやすく説明していきたいと思います。

金利が上昇すると国債価格は下落する理由

国債のイラスト

それでは早速、金利と国債価格の関係性についてみていきましょう。

ちなみにここでいう国債とは日本国債の10年債のことになります。

というのも市場では長期債である10年債の利回りが最も注目集めますので、特定の国の経済状況を知りたい際は10年債の利回りを一つの指標として見るようにしましょう。

金利上昇により国債価格の希少価値が減小

金利が上昇すると国債価格が下落する理由としては、金利の上昇により国債価格の希少価値が減少してしまうためです。

どういうことかというと、現在額面100円で金利が1%付く国債が市場に出回っていたとします。

仮にこの金利が2%に引き上がった国債が発行されますと今まで1%で発行されていた国債の利回りは低下することになりますので、1%金利の国債には売り圧力がかかることになるのです。

そうなると必然的に1%国債の希少価値が下がり、国債価格が下落するといったことが起こるのです。

国債価格が上昇すると利回りが低下

また国債価格の上昇は利回りを引き下げる圧力となります。

例えば現在額面100円で発行され1%の金利が付いている国債が出回っている場合を考えてみましょう。

この国債が200円に上昇した場合、金利は1%のままですので、利回りは0.5%へと低下することになります。

100円で年間1円でもらえたものが、200になり年間1円しかもらえなくなり金額に対するリターンが半減するということですね。

現在、市場の金利が低い要因は日銀の国債買い入れにより国債価格が上昇し、国債価格に対する利回りが低くなっていることが要因になります。

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まとめ

国債は途中売却しない限り元本割れすることがない

国債価格と金利の関係性についてお話しましたが、国債は途中売却しない限り元本割れすることはありません。

途中売買する過程である程度価格が変動しますが、満期においては額面でしっかりと償還されるからです。

よって個人の投資家の方が、債権保有で価格を気にする必要はなく、あくまでも経済の動向を探るひとつの指標として国債の動向に気を配るようにしましょう。

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