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経済成長する中国
中国は現在、GDP(国内総生産)で日本を超す程の国家に成長しました。
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豊富な労働力や技術力の向上、加えて国が主導する政策によりここ20年の間で、先進国といってもいいレベルまで成長しましたよね。
そんな成長を続ける中国ですが、今回はこの中国に投資する方法をご紹介していきたいと思います。
中国に投資するメリットは?
具体的な投資方法の前に、まずは中国に投資をするメリットを考えてみましょう。
今後の成長性が見込まれる
やはりなんといっても、経済成長でしょう。
現在は中国の経済成長率は6%程であり、数年前より成長率は鈍化したといえますが、日本や米国は1%弱なので6%でも世界的な水準では非常に高い成長を続けていると言えます。
世界一の人口による労働力
また10億人という世界で最も人口が多いというのもメリットですね。
基本的に人口が多ければ労働力により経済は成長していきますので、今後も中国の経済成長は継続していくと考えられます。
中国に投資するデメリットは?
一方、中国に投資する際のデメリットも存在します。
日本では情報が入りにくい
デメリットとしては、日本において中国に関する情報が入りにくいという点が挙げられます。
また中国に関する情報というのは、日本に入ってくるのがワンテンポ遅い情報になってしまうため、そういった情報の速報性という意味ではデメリットであると考えられます。
国の政策で動きやすい
また中国は共産党の一党体制です。
一党制とは日本のように複数の党が存在せず、中国共産党のみが政権を握っているという事になります。
つまり悪い言い方をすれば中国共産党の意向次第でどのようにでもなってしまうというわけですね。
よって政府がどのような経済政策をとってくるか次第で株価が大きく振り回されてしまうことになります。
中国に投資する方法
さてそれでは中国に実際に投資する方法について紹介していきたいと思います。
中国株式市場における環境
中国市場では上海、深セン、香港の3つの証券取引所に分かれています。
その中でも外国人(日本人含め)は上海B株、深センB株、香港株のみに取引が限られています。
つまり、中国政府によって外国からの投資に対して制限がなされているという事になります。
もちろん個別の中国株に投資することも可能ですが、取引できる個別企業が限られているという点と、中国の企業は粉飾しているリスクが高いという事もあり、個人的にはあまり個別銘柄の投資をおすすめしません。
私が提案したいのは中国株のETFです。
ETFで中国に投資しよう
ETFとは投資信託の一種で、直訳すると上場投資信託と呼ばれるものになります。
【関連記事】【解説】ETF(上場投資信託)とは ETFのメリットとデメリット!
投資信託よりも購入手数料が安く、気軽に買うことができます。
さらにETFは中国株全般に投資をするという性質上、ETFを買うだけで中国株に対する分散投資ができるのです。
中国に投資したいと考えている方は、中国に指数に連動するETFを買いましょう!
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