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不動産を今買うか否か
皆さんは不動産を買う迷ったことはありませんでしょうか。
ここでいう不動産とはマンションや一軒家、投資目的のマンション購入などです。
もし今買うかどうか悩んでいる方がいたら、「今買うべきではない」と言いたいです。
いずれ買うとしたら2019年のタイミングではやめるべきです。
今回は不動産を「今」買ってはいけない3つの理由を説明していきたいと思います。
不動産を買ってはいけない3つの理由
土地の価格が高すぎる
まず単純に土地の価格が高騰しすぎているという事が要因です。
不動産の価格の値上がりは、特に首都圏が著しくバブル時の価格に並ぶレベルまで上昇を続けています。
上のグラフでも右肩上がりにマンション価格が上昇しているのが分かるかと思います。
私の知っているマンションは10年前に2000万円で売られていたものが、現在は3000万円で売られています。
築年数が10年プラスされたにも関わらず値上がりするのは考えられないですよね?
これって明らかにおかしい価格設定で、不動産市場は過熱気味ということになります。
2020年以降不動産価格は下落する
この不動産価格の上昇は日銀の金融政策とアベノミクスによるものです。
現在、日銀は金融緩和政策として、国債やETFを買い入れ市場に資金を注入しています。
市場に資金が投入され、その資金が不動産に流れつき、不動産価格を押し上げているということですね。
しかしこの金融緩和政策も永遠に続けるわけではなく、ある一定のレベルまで経済が回復したら金融緩和を縮小しなければなりません。
金融緩和が縮小されると、不動産に向っていた資金も逃げだし、不動産価格も下落することになります。
米国も金融緩和を縮小し始めている段階ですので、日本もあと2~3年すれば確実に金融緩和縮小をスタートさせると考えられます。
よって、今不動産を買うということは、不動産の高値掴みをしてしまう恐れが非常に高いということになるのです。
日銀の政策を具体的に知りたい方は、下の記事を参考にしてください。
【関連記事】中央銀行の3つの役割をわかりやすく解説!日銀やFRBは何をしているの?
日本の人口は減少していく
だったら不動産価格がそこまで上昇していない地方の不動産を買えばいいじゃないかと考える方もいるかもしれません。
しかしながら地方の不動産価格は今後下落する傾向が高いと考えられます。
というのもそもそも日本の人口は減少してきており、都内に一極集中している今、地方の不動産需要は低くなってしまっているからです。
価値が毀損しても一軒家が今欲しいという方は別ですが、価格の推移も踏まえて不動産購入を考えている方は、今買うのはやめておきましょう。
【関連記事】少子高齢化が与える日本経済への影響とは!?少子高齢化問題の今後
まとめ
不動産は一生に一度の買い物になるかと思います。
いつ買うかというタイミングはご自身でしっかりと見極めるようにしましょう。
不動産を買うならリーマンショック級の不景気が狙い目
ベストなタイミングはリーマンショック級の不景気になったタイミングです。
リーマンショック級レベルでなくても株価が下落したタイミングがおすすめです。
というのも不況になるとデフレになりますので、相対的に不動産価格も下落するからです。
【関連記事】デフレーションとは?デフレのメリットとデメリット、経済に与える影響をわかりやすく解説!
世界経済の成長はここ暫く続いています。
個人的には、この景気が腰折れし日経平均株価が現在の水準の半分ぐらいまで下落した時が不動産購入のベストタイミングだと考えています。
一生に一度の買い物、慎重に世界の状況を見極めていきましょう。
チャンスが来るまでは賃貸で我慢です笑
【関連記事】持ち家と賃貸、結局どちらがお得なの!?現状では賃貸の方がお得だと断言できる3つの理由
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