インフレーションとは?インフレのメリットとデメリット、経済に与える影響をわかりやすく解説!

インフレとはなに?

よくニュースや新聞などで「インフレ」という言葉を聞いた事があるでしょうか?

いざ「インフレってなに?」と聞かれると意外とうまく説明するのは難しいかもしれません。

今回はそんなインフレについての説明と経済に与えるメリットとデメリットをわかりやすく説明していきたいと思います。

インフレとは物価が上がり通貨の価値が減価すること

インフレと聞くとやはり物価上昇というイメージが頭に思い浮かぶのではないでしょうか。

確かにインフレとは物価上昇するということなのですが、本質的には通貨の価値が減価するということになります。

減価とは価値が低くなるということで、通貨の価値が下がった結果、相対的に物が高くなるのです。

この通貨価値の下落は中央銀行の金融緩和であったり、その国自体の政治的なリスク要因や財政問題などが関係してきます。

現在日銀が物価上昇2%を掲げて金融緩和を行っているのは、まさに通貨価値を減価させ、インフレを起こそうとしているからなのです。

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インフレのメリット

それでは具体的にインフレにはどのようなメリットがあるのでしょうか?

企業が儲かり家計が潤う

まず考えられるのが企業側が儲かることで家計が潤い、また家計がお金を使うことで、企業が潤うというサイクルが生まれるという事です。

どういうことかというとインフレになると物の価値があがりますよね。そしてその物が売れれば企業側が儲かります。

当然企業が儲かれば、その社員の給与にも反映され、業績が良い企業は株主に対しても配当を多めに出します。

つまりインフレになると所得が増えるという事になります。

そのように循環したお金が消費に当てられ、企業に還元するという流れができるというわけですね。

ただ実際に日銀の金融緩和でも分かるように、このサイクルができていないのが実情です。

家計の所得が上がっても人々はそこまで消費せず、貯め込んでしまうのです。これには将来の不安などがあるのかもしれませんね。

↑ 日本の家計金融資産構成(1997年-2018年Q1)(兆円)

上の図では青色が預金ですが、年々右肩上がりに増えているのが分かるかと思います。

とはいってもインフレになれば所得が上がるわけですから、そこはメリットと言えるでしょう。

借金をしている人は有利になる

二つ目のメリットは借金をしている人は借金の負担が軽くなるという事が考えられます。

インフレというのは通貨の価値が減価することですので、以前に借りた時期よりも通貨が減価していれば額面自体変わることがないので、実際に支払う価値としては以前に借りた時より低い価値で足りることになります。

例えば、30年前の100円が今の1000円ぐらいの価値があったとしましょう。(あくまでも例です)

30年前に100円を借り、100が1000円の価値になった30年後に100円を返せば実際には30年前に借りた1/10の価値の支払いで済むというわけです。(額面は変わりませんが)

インフレの環境下では、積極的に借金をした方が有利という事になりますね。

株や不動産の価格が上がる

三つ目のメリットとしては株や不動産の価格が上がります。

通貨自体の価値が下がると当然、多くの方は通貨で資産を保有したくないと考えるはずです。

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そうなるとできる限り現金を減らすため、株や不動産などの資産に置き換えるわけですね。

そうなると株や不動産市場に資金が流入し、その価格が上昇することになるのです。

借金と同じように、インフレ下においては積極的に株や不動産投資をするべきだといえますね。

インフレのデメリット

インフレにはメリットもある反面、デメリットも存在します。

預金で資産を持つと価値が目減りする

インフレとは通貨の価値が減価するということです。

つまり何もしなければ、預金に預けている現金の実質的な価値が目減りしてしまうという事になります。

例えば、10年ほど前まではマクドナルドのハンバーガーを1つ60円で買える時期がありました。

しかし現在はハンバーガー1つ100円になってますよね。

今まで60円で買えたものがその価格で買えなくなったという事はその通貨の価値が下がったという事になります。

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お金を貸している人にとっては不利になる

先程のメリットとは逆で、お金を貸している人にとっては返してもらうお金の実質的な価値が減価してしまうので不利になります。

今後インフレが見込まれる環境下では、人にお金を貸すのは避けた方が良いでしょう。

これはつまり社債や国債を買うなら、株や不動産を買った方が良いともいえますね。

物の価値が上がる

三つ目のデメリットとしては、インフレによる物価上昇で「もの」の値段が上がるということが考えらえます。

その分、家計の所得が上がれば良いのですが、家計の収入が追い付かない場合は景気が悪くなってしまう可能性があります。

まとめ

以上まとめますと、インフレの環境下では積極的に現金を減らし、リスクを取ってあえて資産運用をすることが資産を守る最もBESTな方法であるといえますね。

まだ運用を始めたことがないという方は、少額からでも運用を開始してみてはいかがでしょうか?

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