イギリスがEUを離脱するのはなぜ?3つの理由をわかりやすく解説!

そもそもEUとは

EUとはコトバンクで以下のような定義で説明されています。

1992年のマーストリヒト条約により生まれた国際機構。欧州連合と呼ばれる。主に欧州経済共同体(EEC)、欧州石炭鉄鋼共同体ECSC)、欧州原子力共同体EURATOM)の3つの集合共同体、欧州共同体(EC)を核に構成されている。EU圏内は外交、安全保障、経済・通貨、社会の各分野の統合により、域内取引の障壁を撤廃、貿易の自由化を実現するとともに、2002年には単一通貨ユーロが発足し、現在アメリカに次ぐ一大経済圏を形成している。最高決定機関は各国の閣僚級の代表者で構成された理事会で、本部はベルギーブリュッセルに置かれ、加盟国数は25カ国。

引用:コトバンク

ちょっと分かりづらいですね。。

誤解を恐れず簡単に説明すると、EUとはEUに加入した国の間でヒト、モノ、カネの出入りを自由にし経済を発展させようというグループです。

この経済圏に入った国はユーロという共通の通貨を使い、自由に貿易を行い、自由に国境を跨ぐ事ができるわけですね。

EUの問題点

メリットだけ聞くと非常に良い環境であるように思えるEUですが、当然問題は山積みなわけです。

国が違えば文化も違いますので、これらの共同体を一つにまとめるのは一筋縄ではいかないわけですね。

特に各国の経済格差は北側の国と南側の国で、雲泥の差であり、景気が良い国が景気が悪い国の負担を強いられているような状態が続いているわけです。

ブレクジットでイギリスはEU脱退予定

問題が山積みしているEUですが、イギリスはブレクジットでEU脱退が決定しました。

もうブレクジットでイギリスはEU脱退したんじゃないの?と考えていた方もいるかもしれませんが、厳密にはイギリスはまだEUを離脱していない状態なのです。

今現在は、EU側とどのような条件でEUを抜けるのかというを話し合っている状態になります。

今後の予定としては2019年の3月31日までにEU側と条件の面で折り合いが付かなければEU側との「合意なき離脱」となり、欧州市場に大きな混乱が生まれることになるでしょう。

イギリスがEUを離脱した3つの理由

そもそもなぜイギリスはEUを離脱しようとしたのでしょうか。

この離脱要因は主に3つの理由によるものであると考えられます。

①EU諸国からイギリスへ難民流入

まず一つ目は、EUの諸外国からの難民流入です。

特にイギリスはイラク、アフガニスタン、ソマリア、ナイジェリアなどからの難民も受け入れています。

皆さんもご存知の通り、テロや紛争が続くシリアでは日々難民が増え続けている状態です。

加えて比較的経済が安定しているイギリスにはEU圏内の人たちが職を求めて集まってしまう状況が続いていたいのです。

当然そうなるとそこに住んでいるイギリス人の仕事が奪われてしまうことになりますので、世論としても難民を受け入れなければいけないEUの政策に対して反発が起きたもです。

特にこの世論が高まったタイミングが、2017年9月に起こった、ロンドンの地下鉄での爆破事件です。

この爆発により多くの負傷者が出ました。


参照:BBC

その後、この爆発物を作った人物が最近イギリスに受け入れられた難民であることが分かったのです。

ここから世論が一斉に反難民へと移り、イギリス国民の世論がブレクジットへと向かうことになったのです。

②EU圏内の経済格差

EU圏内の経済格差により、イギリスに難民が流入するという問題の他にも、経済格差による問題は存在します。

というのもEUには理不尽な制度があるからです。

というのはEU圏内において豊かな国は、貧乏な国に、補助金などの名目で資金を出資しなければいけないのです。

例えばスペインやギリシャの高速道路は、ドイツやイギリスが出資したお金で作られています。

しかし、巨額なお金を支払い貧乏な国に道路などを作ったとしても、ドイツやイギリスには大した利益はないのです。

これには当然イギリス国民としても納得がいきませんよね。

自分たちの国の公共施設は、自分たちのお金で作れと考えるのは当然の事だと思います。

➂イギリス国民のプライド

3つ目の理由はイギリス国民のプライドが高いためです。

かつてイギリスは欧州一体を支配し、世界で最も国力がある国でした。

当然、かつて自分たちが主導していた、欧州諸国をEUとしてひとくくりにされてしまうのが嫌なわけです。

当然、EU発足当初イギリスはEU加入に消極的でした。

イギリスが通貨ユーロを採用せず、現在もポンドを使用しているのはそのためですね。

こういった背景からもともとEUに加入することに拒絶反応を示す層がある一定数はいたという事になるのです。

まとめ

今後の焦点としてはイギリスがEU側と折り合いがつかず、「合意なき離脱」をするのかという事に注目がいくでしょう。

「合意なき離脱」をすれば、当然市場のリスクは高まり、欧州株、ましては世界中の株式市場に大きな影響を与える事が予想されます。

為替も例外ではなく、特にこの時期にポンドで取引をするのは誇示的にはおすすめしません。

2019年3月末、合意なき離脱かどうかの明暗が分かれますので、注意しておきましょう。

 

 

 

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