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スプレッドはFX会社の儲け
今回はFX取引を行う上で絶対に知らなければいけないスプレッドについての解説をしていきたいと思います。
スプレッドとはFX取引をする際の、買いと売りの差額のことをいいます。
参照:YJFX
例えば上の図でいうと「売り」93.4に対して、「買い」が93.7となっており、買いと売りとで0.3pipsの違いがあるのが分かるかと思います。
この差のことをスプレッド(SP)といい、FX会社はこのスプレッドを収益の柱としているのです。
よって株のように一回一回の取引に対して、手数料を取られることはなく、このスプレッドが実質的なFX会社の取引手数料となっているという仕組みになります。
FX会社の儲けの仕組みについて詳しく知りたい方は下の記事を参考にしてください。
【関連記事】FX会社の儲けの仕組みをわかりやすく説明!FX会社は手数料無料なのにどうして利益をだせるの!?
スプレッドが広いと不利になる
スプレッド=取引コストだと知っていただけたかと思いますが、当然このスプレッドが広がればトレードをする上で不利になります。
原則ドル円のスプレッドは0.3だが…
基本的にどこのFX会社でもドル円のスプレッドは原則0.3pipsで提示しています。
しかしこれは原則であり、相場急変やカバーするCPがない場合などはほぼ100%といってもいい程スプレッドが0.3pips以上になります。
例えば2019年1月3日の急変をみてみましょう。

参照:みんかぶFX
この時は年始で市場も薄く、アルゴリズム取引の売りをトリガーに10分間で約3円ほど暴落するといった非常に恐ろしい相場となりました。
ドル円においてはスプレッドを200pipsで提示している業者も存在しましたので1万通貨ですと、買いのエントリーをしただけで、マイナス2万円となってしまう計算ですね。
基本的にこのようにスプレッドが広がるタイミングでのFX取引は避けるのが無難だといえるでしょう。
【関連記事】年末年始の相場は動かない!?クリスマスはFXをしてはいけない?
加えて指標発表時などでも大概のFX会社はスプレッドを広く提示する仕様となっているの、指標前も取引は避けるようにしましょう。
まとめ
スプレッドを広げない業者を選ぼう
以上のことからも、スプレッドを広げないFX会社を選ぶようにしましょう。
無駄な取引コストを減らすことは、実際の取引戦略を練る行為と同じぐらい重要な作業になってきます。
スプレッドを広げない業者はDMMFXがおすすめ

一番スプレッドが広がらない会社としてはDMMFXがおすすめです。
DMMFXのスプレッドが広がらないのには理由があり、DMMは顧客から受けたポジションをすべて飲んでいるためカバーする必要がないのです。
加えて業界事情を話すと、DMMはエ○ビデオなどを提供しているため、銀行と契約することができず、カバー取引をすることができないのです。
一方、スプレッドを広げない分アービトラージや不正取引には敏感で、怪しい取引をすると即退場となりかねませんので注意しましょう!
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