マグロの初競りとは
2019年はマグロ一匹3億3360万円
今年もマグロの初競りが行われました。
なんと落札されたクロマグロは一匹3億3360万円という史上最高値を更新しました。
新春恒例の初競りが豊洲市場(東京・江東)で開かれ、青森県大間産のクロマグロが1匹3億3360万円の史上最高値で競り落とされた。13年に付けたこれまでの最高値(1億5540万円)の2倍で、1キロあたり120万円。すしチェーン「すしざんまい」を展開する喜代村(東京・中央)が落札した。
引用:日経新聞
落札したのはお寿司のチェーン店を運営する「すしざんまい」です。すしざんまいは毎年初競りでマグロを落札することで有名ですよね。
引用:すしざんまい
すしざんまいは24時間営業しているので、私も終電を逃した際などはよく利用しています。ネタが新鮮でおいしいですよね!
残念なことに上場していないので、株主優待がないのが残念なところです。株主優待でお寿司が食べられる銘柄を下の記事にまとめましたので、興味がある方はご覧ください。
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話が逸れましたが、本来であればマグロ一匹に億越えの価値はありません。
それではなぜマグロ一匹を数億円という莫大な価格で、すしざんまいは落札するのでしょうか?
マグロを一億超えで落札する理由
宣伝効果狙い
巨額な費用をかけてすしざんまいがまぐろを落札する理由は、ズバリ宣伝効果狙いです。
大きな金額で落札すればする程、メディアも大々的に放送します。
加えて年始は多くの方が、会社が休みですので普段テレビを見る暇がない層にもダイレクトな宣伝効果がもたらされるのです。
かくいう私もすしざんまい自体は、毎年の初競りで名前だけは知っており、知っているから利用してみようという宣伝効果にあてられた一人です。(笑)
このようにメディアの力を利用し初競り=「すしざんまい」というイメージを世間に刷り込ませることで、企業側としても支払った対価に見合うメリットがあるのです。
宣伝は大きなお金が動く
たかが宣伝でなぜここまで大きなお金が動くのかと疑問に思われる方もいるかもしれません。
しかし、世の中のビジネスというものは、広告費というものに莫大をお金が流れているのも事実です。
例えばGoogleにしても検索エンジンで表示される広告料を収益の柱にしていますし、野球の球団も自社の名前を売るために企業が作ったものになります。
テレビ番組もスポンサーがCMを流し、芸能人にギャラが支払われるから成り立つわけで、最近有名になっているYouTuber達も同じ仕組みです。
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世の中のお金の流れを知ろう
このように、世の中のお金の流れの仕組みをよく考えてみると、非常におもしろいビジネスの側面を見ることができます。
ちょっとしたことに「こんな大きな金額が動くのか」といったことは様々な場面で見ることができます。
このようなお金の流れを意識し、世の中を見てみると複雑に思える社会の構造が分かって面白いですよ!
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