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appleの株式時価総額は100兆円!
そもそもappleとは
appleといえば株式時価総額100兆円越えの、米国を代表する世界的に有名な企業ですよね。
日本で一番時価総額が大きいトヨタでさえ20兆程なので、その規模の大きさはとてつもないと理解いただけるかと思います。
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日本においてはappleのiPhoneを使用しているという方も多いので多くの方が、appleをご存知かと思います。
appleの株価
そんなappleの株価ですが、一時期は200ドルを超える程、株価が上昇していました。
上場時は1ドルだったので、その成長は約200倍と普通では考えられない規模の成長を続けています。
今回はそんな世界的企業となったappleが急成長し、株価を200倍まで押し上げた3つの成功理由についてお話していこうと思います。
この3つの成功要因を知り、他の似た銘柄を探ることで、今後成長する銘柄を見つけるためのヒントになればと思います。
appleが成功した3つの理由
①常に新しいものを生み出すイノベーション
一つ目の理由がappleという企業が常に新しいものを生み出す企業というところです。
iPhoneは毎年、バージョンアップされた最新機種がリリースされますが、appleファンはこれを定期的に買い替えるのが通例となっています。
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このように新しい最新機種をリリースし続けるというのもそうですが、appleは今まで世の中になかったものを生み出す企業なのです。
例えばスマートフォンやPCです。
これら2つの機器はappleが生み出したものなのです。
PCは略称で、本当の名称はパーソナルコンピューターといいます。パーソナルとは個人という意味であり、個人で使えるコンピューターというわけですね。
というのも従来のコンピューターはとても大きく、個人がプライベートで使えるような代物ではなかったのです。
これをappleの創業者であるスティーブジョブズが個人向けのコンピューターとして開発し、パーソナルコンピューター、いわゆるPCが誕生したのです。
参照:ライブドアニュース
この初代PCがなければ、今我々が使用しているPCもなかったかもしれません。
またスマートフォンもappleが生み出したものです。
appleは従来のガラゲーのように電話の機能だけが付いたものが携帯電話という世間一般の概念を破壊しました。
そしてpc同様のスペックを持ち、なおかつカメラや音楽機器同様の機能をすべて兼ね揃えた電話、つまりスマートフォンを開発したのです。
今では当たり前の機能ですが、当時としては誰も考えられないような、革命的なアイデアだったのです。
これらのイノベーションを生み出す力がappleの成長の根幹を支えているのです。
②ブランド戦略で他社との差別化
二つ目の成功要因がappleのブランド戦略による他社との差別化です。
iPhoneのiosと対照的なosにGoogleが開発したAndoridというosがあります。
Androidはオープンソースであり、誰でも利用でき、開発できる環境にある一方、appleは独自のブランドを確立するために、自社のiosをオープンソースとしていません。
オープンソースとはフトウェアのソースコード(プログラミング言語で記述された文字列)を無償で公開し、誰でも自由に改良・再配布ができるようにしたソフトウェアのことです。
本来であれば、オープンソースとすることで、利用者を増やすことに繋がりますが、appleは敢えて利用者を限定することにより、市場での付加価値を高めているのです。
これは経済では一般常識で、市場に出回る供給量が少なければ、そのモノの価値が上がるという原理を使ったものとなります。
このブランド戦略により、appleは他社よりも比較的、顧客単価が高い価格で商品の売り出しを行うことができるようになり、好業績に繋がったのです。
➂自社製品への囲い込み戦略
三つ目の戦略が自社製品の囲い込み戦略です。
先程のiosの例もそうですが、itunesやThunderboltなどの独自の規格も囲い込み戦略の一種です。
なぜ囲い込みかと言いますと、例えばitunes で曲を買ったとします。
その後、スマートフォンの機種変更を行う際に、Androidのスマートフォンにするとitunesで買った曲が聴けなくなってしまうのです。
そうなるとユーザーは、またappleのスマートフォンを買い、itunes を使おうとなる訳です。
結果appleユーザーはapple製品をリピートする事になるのです。
itunes に限らずicloudなどで自社のサービスを提供し、顧客離れを起こさない戦略を取っているのです。
かくいう私もその囲い込み戦略にハマった一人です笑
apple株の今後
結論から申し上げるとapple株の今後の成長は限定的となるはずです。
今まではイノベーションを起こせるような商品を開発し、一気に株価が急騰するといった流れがあったappleですが、現在は既存のモデルを常にリニューアルしていくといった守りの経営に切り替えています。
加えてアップルストアなどのアプリ収入によるコンテンツで収益を上げるモデルにも切り替え始めました。
このように安定的な収益を稼ぎ続けられるという点で、今後も安定した収益を稼ぎ出す事ができますが、以前の様に株価が数100倍まで上昇することはないでしょう。
仮に数100倍となる銘柄を探したいのであれば、今のうちに次のapple株となるような銘柄を探しましょう!
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