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日経平均を動かせる男、cisとは
今回は個人トレーダーで有名なcisさんの本で書かれていた最も重要だと思える点について解説していきたいと思います。
そもそもcisとは数百万円の資金から資産を230億にするという快挙を成し遂げた、化け物級の投資家です。
いわゆるデイトレーダーという職業?の正にパイオニアと呼べるような存在なのです。
他にも個人投資家ではBNFなどが有名ですが、彼ら個人投資家にはそれぞれコミュニティーがあり、cisもBNFと情報交換等を行っていたようです。
【関連記事】100万円を200億にした男!!BNFって誰?通称ジェイコム男!?
彼らレベルのデイトレーダーが本を書くという事は、なかなかありませんので今後投資で独立したいと考えている方には為になる本かと思います。

cis本で学んだ最も重要な3つのこと
さてそれでは早速、cis本で学んだ最も重要な3つの事を紹介していきたいと思います。
※あくまでも私自身が重要だと感じた事をまとめてありますので、その点はあしからず。
①上がりそうなものを買い、下がりそうなものを売る
一つ目はこの本で何度も紹介され続けた、「上がりそうなものを買い、下がりそうなものを売る」という事です。
cis自身も逆張りはやるようですが、基本的に上か下の勢いが強い方向に付いていく、というのが投資における基本方針だそうです。
彼自身、元々はPBRやPERを見て、割安銘柄を中心に買っていたそうですが、その時期は全く勝てなかったようです。
個人投資家の集まりに参加し、流れに乗るトレード手法に切り替えた途端、勝てるようになったということです。
これは簡単そうに見えて実は非常に難しい行為です。
というのも人は株価が上がれば売りたくなり、逆に下がったら買いたくなる生き物だからです。
つまりこの本能に逆らった投資戦略を常に続ける事が出来る投資家が、プロであるとも言えます。
この人間の本能を説明する心理学的用語にプロスペクト理論というものがあります。知らなかった方は下の記事を参考にしてみてください。
【関連記事】プロスペクト理論とは!?投資で損切りができない心理を解説!
②とにかく損切りを徹底する
二つ目に重要な事とは、とにかく損切りを徹底するという事です。
cisのトレードにおける損切りの速さは一切迷いもなく反射的に行なわれているものです。
そのトレードにおける損切りの根拠となっているのが、期待値であり、今損切りする事がトータルの収益としてプラスになるかどうかという事を常に考えながらトレードを行なっているのです。
期待値で考えないと、損切りを認めることができないため、含み損を抱えたポジションは塩漬けとなりトータルでの投資収益を悪化させてしまう要因となるのです。
【関連記事】投資とギャンブルの相違点は!?期待値を考えて投資をしよう!
③お金至上主義になってはいけない
三つ目に重要な事は、お金至上主義になってはいけないという事です。
この本を読んでいて、特に何度も感じた事がcisのお金に対する考え方が私も含めた一般人とは明らかに異なるなという点です。
一般の投資家であれば、投資をする動機にお金が欲しいというモチベーションと、そのお金で何かを買いたいという要求があるかと思います。
しかしcisのようにトレードで成功している人間というのは、お金を手に入れて何か欲しいとか、海外旅行に行きたいとか考えているわけではなく、ただお金という数値を増やすこと自体を楽しんでいるのです。
正にマネーゲームだとも言えますが、ゲームとして没頭できるレベルまで煩悩を削り取らないと、彼らのような勝負ができないのです。
まとめ
以上、cisの本で重要なことについてまとめてきました。
実際に本を読むと上記の3つ以外の要素があなたの心に刺さるかもしれません。
是非ご自身でもcis本を読み、プロの投資家がどのように考え、トレードをしているのかを学んでみてはいかがでしょうか!
なにかしらの新しい発見が少なからずあるはずです。
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