中央銀行の3つの役割をわかりやすく解説!日銀やFRBは何をしているの?

中央銀行とは

中央銀行とは、国家や特定の地域の金融機構の中核となる機関です。

日本における中央銀行は日本銀行であり、米国においてはFRBが中央銀行としての役割を担っています。

基本的に中央銀行の役割は以下の3つがあります。

中央銀行の3つの役割

①発券銀行

参照:日経新聞

中央銀行の役割としての1つ目は「発券銀行」という役割があります。

発券銀行等は私たちが使っているお金、つまり紙幣を発券する権利を持っているという事ですね。

今現在、日銀が行っている金融緩和も日銀が銀行とし発券銀行としてお金を刷り、市場に資金を供給するという事を行っているわけです。

どこまでお金を刷ることができるのかと疑問をお持ちの方もいるかもしれません。

実はこの日銀が発行するお金は無限に刷ることができるのです。

ただし刷りすぎてしまうと、相対的に通貨の価値が下落してしまうことになりますので中央銀行である日銀はその供給量を調整するわけですね。

実際に日銀が2014年から金融緩和をはじめ、市場に資金を供給し続けたことで、実質的な円の価値というのは下落しています。

詳しくは下の記事を参考にしてください。

【関連記事】預金の価値はインフレの影響で何もしなければ減ってしまう?資産運用をしなければいけない理由とは?

②銀行の銀行

参照:日経新聞

2つ目の役割は銀行の銀行というものです。

日本銀行は金融機関との当座預金取引を通じて、各金融機関名義の当座預金口座の受払事務を行っています。

つまり最終的には私たちの預金は各金融機関が日本銀行に預けている当座預金の入金・引落しにより決済されることになるのです。

ですので銀行同士の預金の管理は行いますが、私達や企業との取引は行いません。

③政府の銀行

参照:日経新聞

3つ目の役割は政府の銀行というものです。

政府は自分たちが管理する資金を民間銀行に預けません。

どこに預けるかというとその国の中央銀行に預けることとなります。

日本でいうと日銀であり、税金や社会保険料の受入れ、年金や公共事業費の支払い等は日銀の口座を通して行われることになります。

また外国為替市場における為替介入事務など、国の事務も取り扱ってもいるため、市場における日銀の為替介入=政府の介入と捉えられることになります。

まとめ

以上3つの役割は中央銀行の重要な役目となります。

また金融政策を決定する上でも中央銀行は大きな力を持っています。

例えば最近だと米国のFRBによる利上げが株式市場を大きく動かす要因となっています。

【関連記事】FRBはなぜ利上げをするのか?利上げをする理由はただ1つ!

FRBに限らず、市場に大きな影響を与える各国の中央銀行の政策についてはしっかりと把握しておくようにしましょう。

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