宝くじ、パチンコと株式投資、FX投資の違いは?
今回は宝くじやパチンコなどのギャンブルと株式投資やFX投資が根本的に異なるという事を説明していきたいと思います。
投資もギャンブルで同じだよと考えている方がいたらこの「違い」についてしっかり認識するようにしましょう!
投資とギャンブルの違いとして一番大きなものが「テラ銭」といわれるものです。
この「テラ銭」は投資対象がギャンブルかどうがを判断する上で非常に重要な指標となりますので必ず知っておくようにしましょう!
テラ銭とは
「テラ銭」とはギャンブルにおいて主催者に支払う参加料のことです。
ギャンブルの主催者はこのテラ銭で運営をしており、主催者側が提供する場所や人件費もこれらに含まれてきます。
もちろん宝くじもギャンブルには違いないのでテラ銭が存在します。
以下の図では運営側がどれだけ、支払われた金額をテラ銭として徴収しているかを表している図になります。
参照:社会実情データ図録
一番大きくテラ銭を徴収しているのが宝くじとなります。1000円に対して54%徴収している計算になります。
つまり宝くじを買った人たちの金額の合計が20億だったとした場合、その内の10.8億は徴収されてしまうことになります。
徴収され残った分の9.2億分をみんなで分配するという事になります。
このようにテラ銭が高い賭け事というものは、初めから戻ってくる金額が限定されてしまうという点で期待値が低くなってしまうのです。
【関連記事】投資とギャンブルの相違点は!?期待値を考えて投資をしよう!
一方、株式投資に関しても手数料は存在しますが、ネット証券であれば一度の取引に対して100円程度となります。
100万円の株式の取引で100円となると0.01%となり、宝くじの54%と比べてテラ銭がかなり低く抑えられていることがわかるかと思います。
もちろん遊びとして宝くじやパチンコをやる分には全く問題はないのですが、本気で資産を増やしにいく方法として、テラ銭率が高いこれらの賭け事をやることはおすすめできません。
資産運用を考えている方は、この「テラ銭」を意識し、一番期待値が高くなる運用商品を選ぶように心がけましょう。
投資は金額が大きくなければはじめることができないと考えている方もいるかもしれませんが、少額でも投資をはじめることができます。
気になる方は下の記事を参考にしてみてください。
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