企業が粉飾決算する3つの理由とは?なぜ悪いことなの?

粉飾決算とは

粉飾決算とは儲かってもいない利益をでっちあげて決算で報告することをいいます。

最近では東芝が売上げを水増しして粉飾決算をしたのは記憶に新しいかと思います。

粉飾決算が発覚すると社会的にも厳しい状態に追い込まれる事になるわけでですが、企業はなぜ上げてもいない利益をわざわざでっちあげてまでごまかそうとするのでしょうか?

これは企業側に主に3つの要因があります。今回はこの企業が粉飾決算をする理由についてわかりやすく解説していきたいと思います。

粉飾決算する3つの理由は?

①社会的な評価を維持するため

一つ目の理由は、「社会的な評価を維持するため」です。

例えばアップルを例に挙げて考えてみましょう。今や時価総額世界でトップ企業のアップルですが、世界中から多くのアップルファンが生まれて支持されていますよね。

株価も好調で、業績もここ数十年で右肩上がりです。

このアップルの製品が買われている理由というのはこういった企業の好業績な面も反映して、ブランド力を構築しているのです。

つまりアップル製品が素晴らしいから買うのではなく(もちろん素晴らしいですか)、業績が良く、すごい大きな企業が出している製品だから買おうという消費者の思考があるのです。

よってもしアップル株5期連続の赤字というようなニュースがでたような場合は、今まで築いてきた社会的な評価を失い、業績が更に悪化することによって、負のスパイラルを招くことになるのです。

こういった理由から企業は赤字を発表したくはないのです。

②株主に対する責任を逃れるため

二つ目の理由は「株主に対する責任を逃れるため」です。基本的に赤字が発表されれば株価は下落します。

最近ではライザップグループが赤字を発表したことにより株価が暴落しています。

【関連記事】ライザップ(2928)の株価下落の要因は3つ?赤字になったのはなぜ!?

これらの赤字と株価の下落は当然、株主総会で経営陣が責められっることになります。

創業家でもない限り彼らは雇われの取締役なので、これらの責任を取らされ、給料減額もしくは取締役解任といったことに繋がってしまう恐れがあるわけです。

➂銀行の融資を維持するため

三つ目の要因は銀行の融資を維持するためです。

基本的に企業は事業を拡大させるためにメインバンクである銀行の融資を受けています。

これらの銀行は企業の財務状況を見極めながら融資を行い、常に貸し付けをしている企業の経営状況に目を光らせているのです。

よって資金を貸し出している企業の業績が悪くなった場合は、貸し倒れリスクを避けるために銀行は融資継続を断念することになるのです。

そうなると企業側も資金繰りが厳しくなり、経営状態は更に悪化してしまうことになります。

こういった理由も企業が赤字を隠し、粉飾決算をすることに繋がってしまうことになります。

まとめ

保有銘柄が粉飾決算をしていたら

企業がなぜ粉飾決算をしてしまうのかという理由はお分かりしていただけたかと思います。

それではもし自身の保有銘柄である企業が粉飾決算をしていたと発表された場合はどのように対応すればよいのでしょうか?

答はは一つしかありません。

「損切り」です!

この手の粉飾決算をしているかどうかの判断はインサイダーに近い者しか知ることができません。

ですのでどうしても発表後に対策を考えるしか方法はなく、そうなると対策としては損切り一択となってしまうのです。

このようなネガティブ要因で、株価がどこまで下落するかは誰にも判断することができませんので、粉飾決算のニュースが出た場合は、最速で損切りをしましょう。

なかなか損切りするのは難しいという方は、下の記事を参考にしてみてください。

【関連記事】プロスペクト理論とは!?投資で損切りができない心理を解説!

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