目次
キャッシュレス化とは?
今後世の中は間違いなくキャッシュレス化が進んでいきます。
キャッシュレスとはクレジットカードやスイカなどの電子決済を使った現金を使わない決済手段のことですね。
クレジットカードやスイカなどの支払い方法の他にも最近は、QRコードやバーコードを使った支払い方法も登場してきました。
このQRコード支払いは中国のアリババ傘下のアリペイが広めており、中国人のほとんどが現金支払いではなくアリペイのQRを使った支払い方法になっているそうです。
アリババ集団が傘下の金融会社を通じて手掛けるスマホ決済の「支付宝(アリペイ)」は、中国本土での利用者が7億人に達する。加盟店は個人事業主を含めると5千万超とみられ、地下鉄など公共交通機関での利用も広がる。
引用:日経新聞
7億人はすごいですね!
日本でもこのQRコード支払いに乗り遅れてはいけないとラインや楽天が参入し、最近ではヤフーが「PayPay」というQRとバーコード支払いのアプリを始めました。
キャンペーンとして100億円をプレゼントするキャンペーンをはじめておりヤフーの本気度が伺えます。
詳しくは下の記事を参考にしてください。
【関連記事】PayPay支払いで20%の還元!?総還元金額100億円!ヤフーがQR決済に本気を出した!
このような流れからも今後はこのキャッシュレス化が急速に進み、あと数十年経てば現金は使われなくなるでしょう。
今後キャッシュレス化が進む3つの理由
今後キャッシュレス化が進む理由は主に3つあります。
①政府が進める「キャッシュレスビジョン」
経産省は「未来投資戦略2017」の中で、キャッシュレス化を推進するため、「今後10年間(2027年6月まで)に、キャッシュレス決済比率を倍増し、4割程度とすることを目指す。」 という内容のキャッシュレスビジョンを発表しました。
また政府はQRコードの表示などキャッシュレス決済を新たに導入する企業を対象に、一定期間は減税する仕組みも検討しているとのことです。
ヤフーがQRコード事業に新規参入したのもこのような背景があるからだといえるでしょう。
②世界的にはキャッシュレスが主流
また世界的にはキャッシュレスが主流です。
日本のキャッシュレス比率は上の図からも分かる通り非常に低くなっています。
キャッシュレス比率が低い理由としては日本国内におけるATMの多さが要因に挙げられています。つまり現金がなくなったらすぐにコンビニなどで引き出せる環境が日本では整っているのです。
しかし現在銀行は金利低下による収益の悪化からATMなどの管理費用を削減しよとATMの数を減らしています。
現在はメガバンクの他に、地方銀行でもATMの数を減らすという動きがあります。
西日本シティ銀行の谷川浩道頭取は19日、2020年3月期までに運営するATMを2割減らす方針を明らかにした。非効率な運用を見直し、成長分野に経営資源を振り向ける。ATMの配置見直しではメガバンクが先行していたが、キャッシュレス化の進展などを背景に今後、九州・沖縄の地銀でも同様の動きが広がる可能性がある。
引用:日経新聞
ATMの数が減れば当然、現金で支払う利便性が損なわれることになります。よってこの流れはキャッシュレス化に繋がる一つの要因となっているわけです。
➂訪日外国人の需要
3つ目の理由は訪日外国人の需要増加です。
彼らは基本的に本国でキャッシュレスの支払い方法に慣れているため、現金を持ちたがりません。
つまり現金支払いのみの対応は訪日外国人の需要を取りこぼすことに繋がることになります。
現在、それらを危惧した日本の企業は一斉に電子決済事業へと参入しています。
今後も円安という追い風で訪日外国人の増加が見込まれるので、企業側としてもキャッシュレスの支払い方法を増やしていくことでしょう。
まとめ
キャッシュレスはいいことばかり
キャッシュレス化が進む現在ですが、完全にキャッシュレスかするまでにあと数十年はかかるかと思います。
日本人の現金至上主義というのは多くの人たちの心の中に根付いてるからですね。
しかしキャッシュレス支払いはポイントもたまりますし、会計時の支払いもスムーズに行えるという点で現金支払いより優れています。
まだ現金のみでの支払いしかしたことがないという方は一度キャッシュレスの支払いをしてみることをおすすめします!
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