原油価格が下がると株価が下落する理由はなぜ!?オイルマネーの影響?

原油価格が下がると株価は下落する

原油価格と株価は下げ局面だけ強い相関があるのをご存知でしたか?つまり原油価格が下がると株価も下落します。

これには2つの理由があり、この理由を知っておくだけでも市場で今何が起こっているのかを把握することができます。

今回はこの原油価格の下落による株価への影響と下落する理由について説明していきたいと思います。

原油価格により株価が下落する2つの理由

原油価格による株価の下落要因は以下の2つです。

①中東ファンドが損切りするため

まず一つ目が原油の下落による中東ファンドの損切りです。

中東ファンドとは主に原資を石油などにし年金などの資産を運用しているソブリンファンドのことですね。

ソブリンファンドとは政府が運営しているファンドです。よってその運用規模も我々個人投資家からしたら異次元の規模となっているのが、下の図を見ると分かるかと思います。


参照:wikipedia

このソブリンファンドの上位は、原資を石油とするものが多いです。これはいわゆるオイルマネーと呼ばれるものですね。

原資を石油として、世界中の株を買っているというわけです。

よってその原資である石油価格や原油価格が下落することにより、保有している株式などのポジションを解消しなくてはいけなくなるのです。

いわゆる損切りですね。ソブリンファンドは国民のお金を預かって運用しているわけなので、リスクに応じて損切りを行うよう、しっかりとした運用方針の元運用されているわけです。

そしてこのソブリンファンドによる損切りが株価を引き下げる要因となります。

しかも運用金額が大きいだけに株価への影響も非常に大きくなり、原油が下げる局面では株価の下落が急になってしまうのです。

②エネルギー関連株が売られるため

2つ目の理由が原油価格が下落するとエネルギー関連の米国銘柄が売られるからです。

米国の三大資源メジャーに代表されるように、米国の主力企業にはエネルギー関連が多く存在します。

原油価格が下落するとエネルギー関連企業の売上げが落ちると市場では受け止められ、株価にはネガティブな影響を与えることになります。

すると米国株式市場は下落し、シームレス化した現代においては日本やヨーロッパの株式市場にも影響を与えることになるのです。

まとめ

原油価格と株価との関係についてはご理解していただけたと思います。それでは具体的に原油価格はどの指標を見ればよいのでしょうか?

私が参考にしている原油の指標は、WTI(ウェスト・テキサス・インターミディエイト)です。

アメリカ合衆国南部のテキサス州とニューメキシコ州を中心に産出される原油の総称であり、原油価格の指標としてもっとも見られているものとなります。


参照:wikipedia

特に理由がなく株価が下げ、違和感を感じるような時は、このWTIの価格が下落していないかどうか確認するようにしましょう。

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