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権利確定後は株価が下がる
株主優待の権利確定後に株価が下がるのはご存知でしたか?
気づいている方もいると思いますが、基本的に権利確定後には株価が下落します。
多くの株主優待銘柄は権利確定後に大きく下げる場合が多いです。
優待利回りが良いとされている銘柄は特にです。
【関連記事】10万円以下で買えるオススメ株主優待銘柄BEST5!優待利回りが高い銘柄を狙おう
この下落はなぜ起こるのでしょうか?
権利確定後に株価が下がる3つの理由
この株価の下落要因は主に3つあります。
会社の利益を分配するため
まず株主優待というものは、会社の儲かった純利益を株主に分配する制度になります。
よって権利確定後には株主に利益を分配する事になるので株主優待で純利益が減る分、株価が下落する事になるのです。
利益確定後の売り
また株主優待目的で保有している株主は権利確定後に株を売却します。
その売り圧力が株価下落の要因となります。
投機的な信用売り
権利確定後の株価下落を見越して空売りを仕掛けてくる投資家も存在します。
基本的に権利確定前が逆日歩のコストが上がるので、コスト負けしない銘柄を探して空売りしなければなりません。
更につなぎ売りをしたい投資家の空売りもありますので、一層株価の下落へと繋がる事になります。
つなぎ売りって何?という方は下の記事を参考にしてください。
【関連記事】株主優待を賢くもらう方法! つなぎ売りでリスクを負わずに株主優待をゲット!
株主優待目的で持つ場合
一時的な損益を気にするのはやめよう
権利確定後は株価が下落し、もしかしたら持っている銘柄がマイナスになってしまうかもしれません。
しかし、この下落は機械的なものでしかなく、配当と株主優待分を考えればトータルではマイナスになっていないはずです。(例外はありますが)
また業績が悪くなく、特別なニュースなどが出ていない限り、株価は元の水準まで戻ります。
よって株主優待目的で保有した銘柄は一時的な損は気にせずに長期的に保有するようにしましょう。
権利確定後を狙おう
権利確定後、株価が下落することを考えると株主優待目的で株を買う場合のベストタイミングというのは権利確定後になります。
今買おうか悩んでいる優待銘柄がある方は、権利確定後の下落した場面を狙いましょう!
株式投資未経験の方は下の記事を参考にしてください。
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