投資家心理を表すVIX指数とは!?別名、恐怖指数!一目で市場リスクを判定できる?

VIX指数は投資家心理を表す

VIX指数をご存知でしょうか?巷では恐怖指数などと呼ばれている指標です。

この指標を見ると世界景気が今どれだけ「ピンチ」なのかをザックリと知ることができます。

いろいろと役に立つ指標なので、今回はこのVIX指数について説明していきたいと思います。

VIX指数とは

VIX指数とはアメリカのシカゴ・オプションが、S&P500を対象とするオプション取引のボラティリティを元に算出し公表している指数です。

通常時は目安として10-20の間で推移します。

この数値が高ければ高い程、投資家が相場の先行きに不透明感を持っている事になります。

つまりこのVIX指数が上昇すると投資家はリスクオフの取引をするため、株式市場は売られ、ドル円相場はリスク回避としての円買いが入る事になります。

リーマンショック時のVIX指数

過去最高までVIX指数の上昇を招いたの方ががやはりリーマンショックです。

この時は89.53までVIX指数は上昇しました。

VIX指数の使い方

それではVIX指数はどのように実際の取引に使う事が出来るのでしょうか?

VIX指数が高い時は取引を控える

VIX指数が高く市場がリスクオフとなっている状態では取引を控える事が優先です。

通常時は10-20、リーマンショック級で89.53だというデータを目安に使いましょう。

例えば2018年10月現在、日経平均株価は大幅な下落となりました。一ヶ月で2万4000円台から2万1000円台を割り込む水準となっています。


参照:楽天証券

一方VIX指数は21と安定しています。

株価の大暴落に反して市場は冷静な反応をしているということになります。

2018年の2月にも同じ水準で株価の大幅下落がありましたが、この時のVIX指数は50近辺で推移していました。

つまり現在の状況は投資家の心理以上に売り込まれた水準であると判断する事が出来ます。

過去のVIX指数を一つの指標に

リーマンショックは100年に1度レベルの世界金融恐慌です。その時のVIX指数89.53が最大値と考えてもよいでしょう。

リーマンショック以外でのVIX指数が上昇した場面も把握し、現在の市場がどのレベルの水準にいるのかということを意識的に把握するようにしましょう。

◆過去VIX指数が上昇した場面

1990年8月23日 イラク軍クウェート侵攻…36.47
1997年10月28日 アジア通貨危機…48.64
1998年10月8日 ロシアデフォルト(LTCM破綻)…49.53
2001年9月21日 アメリカ同時多発テロ…49.35
2002年7月24日 エンロン不正会計事件…48.46
2002年8月5日 ワールドコム破綻…45.21
2003年3月12日 イラク戦争勃発…34.40
2008年9月18日 リーマン・ブラザーズ破綻…42.16
2008年10月24日 世界金融危機…89.53(史上最高値)
2010年5月21日 ギリシャを筆頭とするPIIGSの国債懸念…48.20
2011年8月9日 S&Pが米国債を格下げ…47.56
2011年10月4日 ギリシャ国債のデフォルト危機…46.88
2015年8月24日 中国経済失速懸念…53.29
2018年2月6日 米雇用統計での賃金上昇をきっかけとした長期金利上昇、VIXショック「変動幅は過去最大規模」…50.30

引用:wikipedia

VIX指数の注意点

VIX指数絡みのオプション取引は控えよう

現在野村證券などでVIX絡みのオプションを販売しています。しかしVIX絡みのオプション取引は控えるようにしましょう。

というのも野村證券の商品である「NEXT NOTES S&P500 VIX インバースETN」はVIXに絡んだ商品なのですが、2018年2月5日月曜日に、前日終値から96.11%下落するというあり得ない下落を招きました。

ちょうど米雇用統計での賃金上昇をきっかけとした長期金利上昇でVIX指数が50まで上昇したのが原因です。

この商品に限らずデリバティブ商品はリターンも大きいですが、このように大幅下落するリスクもありますので注意しましょう。

あくまでも目安として用いよう

VIX指数の使い方を説明してきましたが、あくまでもVIX指数だけで取引することは控えましょう。

VIX指数は大まかな市場全体のリスクがどの程度かザックリ知りたい時に適している指標となりますので、VIX指数以外にも株価や決算、経済指標等も参考にしていきましょう!

下の記事に経済情報のおすすめサイトをまとめましたので参考にしてください。

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