目次
FX業者のストップ狩り
ストップ狩りとは?
FXにおける業者のストップ狩りをご存知ですか?
MT4などのチャートでは逆指値に刺さっていないのに損切りでポジションが無くなっていたいたという方もいるかと思います。
実際にこの現象は業者側が意図的なスプレッド拡大または意図的にレート寄せをしている場合が多いです。
今回はこのストップ狩りをされないための対策を紹介していきたいと思います。
なぜストップ狩りをするのか
そもそもなぜFX業者はストップ狩りをするのでしょうか?
結論からいうと業者が儲かるからです。スプレッドの拡大は我々のコストとなりますが、このコストがFX会社の収益なのです。
当然、客の逆指値が多くある価格帯でスプレッドを拡大し収益を上げにくるのです。
FX会社の儲けの仕組みについて詳しく知りたい方は下の記事を参考にしてください。
【関連記事】【解説】FX会社の儲けの仕組みをわかりやすく説明!FX会社は手数料無料なのにどうして利益をだせるの!?
FX業者のストップ狩り対策
レートの節目に逆指値を置かない
多くの人は節目となる価格に逆指値を置きがちです。
例えば100円、100円50銭、111円など端数がないレートに多くの人が逆指値を置きます。
下の図はYJFX!の顧客のオーダーですが、はっきりと108円丁度にポジションが積み上がっているのが分かるかと思います。

この価格に触れるか触れないかのタイミングで業者はスプレッドを拡大します。
このタイミングのストップ狩りに巻き込まれないようにするためにも切れ目の良い価格で逆指値を入れるのは極力控えるようにしましょう。
例えばロングポジションを持ってストップを100円近辺に置きたいとします。その場合は100円丁度ではなく、99円94銭などにズラして置くようにしましょう。
これだけで業者の意図的なスプレッド拡大を防ぐ事ができますよ。
スプレッドが拡大する局面での取引を控える
基本的にスプレッドの拡大に伴うストップ狩りは指標が出た後、値動きが荒くなった局面で起こります。
余程の自信がない限りは指標発表時の値動きで戦うのは避けた方が良いでしょう。
手動で損切りを行う
ストップ狩りは逆指値を置かなければ狩られることはありません。
ご自身の売買ルールに基づいた適切な損切りが出来る方ならば手動で損切りするというのも1つの選択肢となります。
インターバンク直結の取引をする
業者の意図的なストップ狩りがどうしても嫌だという方はインターバンク直結の取引をおすすめします。
我々が普段取引をしているFX業者は、我々の注文を一度FX会社が受け、受けた注文をインターバンク市場(銀行)に流す事によって利益を上げています。
インターバンク直結の取引だと私達個人がそのまま注文を銀行に流す事になります。
インターバンク直結の取引ですのでストップ狩りされる事はありませんが、スプレッドがFX会社を挟む取引より広くなっています。
FX業者のドル円スプレッドが大体0.3pip程ですが、インターバンク直結だと0.6-0.8pips程になります。
スプレッドコストが多少大きくなってしまう事は認識しましょう。
まとめ
ストップ狩りの対策についてまとめてきましたが、基本的に節目を避けた逆指値を置けばあからさまな損切りをされる事は無くなるはずです。
意識的に節目を避けた逆指値を置くようにしましょう。
コメントを残す