米国10年債の長期金利が上昇すると米国株は下げる!金利と株は逆相関の関係性?

米国10年債と米国株の関係

今回は米国債と株価の関係性について説明していきたいと思います。実は米国債利回りと米国株の値動きには関係性があります。特に現在はFRBが段階的な利上げを行っているため市場も米国債の利回りに注目していいる状態です。

株式投資をする上で米国債の利回りは重要な指標となるのでここで知っておきましょう!

そもそも米国債とは?

米国債は日本国債よりも利回りがよくアメリカ政府が発行している国の国債です。ドル建てで買うことになるため保有する際は為替リスクも取ることになります。

米国債について詳しく知りたい方は下の記事を参考にしてください。

米国債と日本国債の違いは? 米国債のメリットとデメリット!利回りは日本より高い!?

国債利回りと株価は逆相関の関係性

国債利回りが上がると株価はどう動く?

結論から言うと国債の利回りが上昇すると株価は下落します。

この図はオレンジのチャートが米国10年債の利回り、白いチャートがダウ平均株価を表しています。

参照:Bloomberg

見ても分かる通り国債の利回りが上昇し続けた結果、ダウ平均株価が大幅に急落しているのが分かると思います。

このように国債利回りの上昇は株価を下落させるという逆相関の関係性にあるのです。

国債利回りの上昇はなぜ株価を引き下げるのか?

それでは国債利回りが上昇すると株価が下落するのは何故でしょうか。

基本的に株は国債よりもリターンがあります。そしてリターンがある分、リスクを伴うのでマイナスとなる可能性もあります。

一方国債は満期まで保有すれば元本と利息が返ってきます。加えて国が潰れない限りは利益が保証されているのでリスクが低く、その分ローリターンなのです。

それでは50%の確率で10%儲かり50%の確率で10%損する株式と利回り3%の米国10年債を考えてみましょう。

この時点ではリスクを取ってでもリターンが欲しいという人は株式を買います。またリスクをあまり取りたくなく確実なリターンを求めているという人は国債を買うことになります。

ここで国債の利回りが急騰し10%まで上昇したとします。国債は国が潰れない限り儲かりますので、今まで50%の確率で損する可能性がある株式を買っていた市場参加者は、株を売って国債を買うようになるのです。

下落するリスクがなくリターンが株と同じ10%あれば当然国債を選びますよね?

その結果、株は売られるので株価が暴落し、上のチャートのように国債の利回りが上昇したことによって株が割高となってダウ平均が大幅に反落したのです。

米国債10年債利回りの見方

なぜ米国10年債の利回りを見るのか

経済大国であるアメリカの国債は世界的に信用力が高く、売買量も世界最大だからです。

その中でも特に市場参加者は米国10年債の利回りに注目しているため10年債利回りを見ていく必要があるのです。

市場参加者が注目しているということは国債利回りの動きで株式市場も動くということですからね。

米国10年債利回りの推移

参照:bloomberg

米国国債の利回りはFRBが政策金利の引き上げを開始した2016年から上昇しており、現在は3%の水準で推移しています。

先日ダウ平均が800ドル下げた日には米国債利回りが3.2%まで上昇しました。この金利の上昇がこの株価下落をもたらした主な原因なので再度3.2%の水準まで利回りが上昇した場合は注意しましょう。

米国10年国債を見るのに便利なサイト

とはいってもどこで米国10年国債を見ればいいか分からない方もいると思います。

私がおすすめしたいのは「見やすい世界の株価フラッシュチャート」です。

参照:見やすい世界の株価フラッシュチャート

このサイトは米国10年国債以外にも日経平均やダウ平均、更にはビットコインなどもブラウザ上に表示させることができます。

一目で相場の状態を把握でき非常に便利なので使ってみてください!

 

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