意外と知らない相対取引と市場取引(取引所取引)の違いとは!?FXは相対取引!

市場取引(取引所取引)と相対取引ってなに?

今回は市場取引と相対取引の違いについて説明していきたいと思います。

違いはなに?と聞かれたら案外答えられない方も多いかもしれません。

株式取引やFX取引を行う上で、この2つの仕組みを知っておくことは非常に重要となってきますので、しっかりと把握しておきましょう。

市場取引(取引所取引)

市場取引とは、市場において不特定多数で取引することを言います。

市場とは証券取引所(東証一部など)などのことであり、市場取引とはそういった取引所を通した取引のことをいいます。

株式取引などは市場取引です。

つまり実際に売買できる場所が存在し、そこを中心に取引が行われる取引の事を指します。

一般投資家は直接取引所に参加して取引することはできませんので、証券会社を通じて、売買注文を委託し 証券取引所で株の売買を行うことになります。

証券会社の手数料の仕組み

参照:みんなの株式

また市場取引では、全ての注文が証券取引所に集中するので、ある瞬間における成立値は一つしかなく、取引に関する情報も公開されているため、不正に価格を操作されたり変な価格で約定させられることもありません。(※流動性の問題で価格が滑って約定する時はあります)

つまり市場取引はクリーンな取引だというわけですね。

よって株価を不正に引き上げたり、株価を下げるために風説の流布などをした場合はもちろん処罰の対象となります。

相対取引

相対取引とは売手と買手が相手を特定して一対一で取引を行うことです。

イメージとしてはフリーマーケットですね。

実はFX取引は実は相対取引に分類されています。

為替市場は株のように為替取引所のようなものがあるわけではなく、銀行間で個別に取引を行っています。

この個別に取引している市場をひとくくりにまとめてインターバンク市場と呼びます。

私たちがFX取引をする際は、このインターバンク市場の銀行と直接取引をするのではなく、FX会社が私たち個人の注文を一旦受けとめ、その顧客からもらった注文をインターバンク市場へと流しているのです。

ちなみに顧客がFX会社を通じてドル円の売りポジション(ショート)をもつと、FX会社はその反対のポジションである買いポジション(ロング)を持つことになります。

そしてその顧客から受けて積まれたロングポジションをFX会社のディーラーがインターバンク市場の銀行へと流す(売り注文)という仕組みになるのです。

「FX 仕組み インターバンク」の画像検索結果

参照:http://fanblogs.jp/fxsensei/archive/190/0

またFX会社は顧客からももらった注文をすぐに銀行に流すわけではなく、ある程度は運用し利益をあげようとします。

その役割はディーラーの仕事ですが、昨今のFX会社はディーラーを削りアルゴリズム運用に切り替えている会社が多いように感じます。

相対取引のレートは一律ではない

為替取引は全ての注文が証券取引所に集中する取引ではないため、個別で取引されるレートには若干の誤差があります。つまりどの銀行、FX会社も顧客に同じレートを提示しているわけではありません。

つまり、FX会社間でレートに差があるということですね。

ちなみにこのレートの価格差を狙った投資方法もあります。

それはアービトラージ(裁定取引)という手法で、レートが一方向に偏った時にこちらが有利なレートで約定させるという手法です。

やりすぎるとFX会社から締め出されてしまう可能性もあるので注意しましょう。

【関連記事】アービトラージ(裁定取引)とは!?市場リスクを取らずに利益を得る方法

相対取引における注意点

FXでは業者間でレートが異なるため、業者によっては顧客に不利なレートを提示する業者も存在します。

また予期せぬ事故によってスプレッドを拡大させてしまうという事故も起きています。

最近では楽天銀行が誤ってスプレッドを1500pipsまで広げてしまう事件が起こりました。

スプレッド

twitterなどでも一時期話題になったので知っている方もいるかもしれません。

スプレッド15円は酷過ぎますねぇ。楽天FXだけスイスフランショックがきたのでしょうか。返金は当然ですが、返金だけでは済まないと思います。楽天FXドル円ショックと命名しましょう。VIX恐怖指数は80超えレベルかな。https://t.co/z7RXGl2Gkl#FX #ドル円

— ウォル氏 (@wal_azarashi) 2016年3月17日

相対取引では、このような意図せぬ事故や意図的なレート操作が発生する可能性がありますので、そのリスクを十分認識した上で業者選びも慎重に行うようにしましょう。

ひどい業者だと会社のリスクを顧客に被せるような会社も存在するからです。

なぜそのようなことをするかというと、相対取引では相手の損はこちらの利益で、相手の利益はこちらの損になるという性質があるからです。

つまりFX会社にとって客の損=会社の利益なのです。

FXがゼロサムゲームと呼ばれる理由が正にそれですね。

FX会社の仕組みを良く知り、取引以外の部分でよけいなマイナスを作らないようにしましょう!

FX会社の詳しい設けの仕組みは下の記事を参考にしてください。

【関連記事】FX会社の儲けの仕組みをわかりやすく説明!FX会社は手数料無料なのにどうして利益をだせるの!?

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