【解説】国債とは!?国債の仕組みをわかりやすく解説!メリット・デメリットは?

国債とは

国債とは、国が発行する債券である「国庫債券」の略称です。

国の財政が税収不足で成り立たない時に、国が新規国債を発行し資金調達します。要するに国債とは国の借金ということですね。

投資家はこの国債を購入することで、国が設定した金利を半年に1回受け取ることができます。

また国債には満期が存在し、例えば10年国債であれば、10年後にその投資した元本が償還されます。国債が償還される際は、国が破綻しない限り元本が目減りすることはなく満額で償還されます。

逆に言えば国が破綻した場合は、元本は戻ってきません。

国債のメリット

 

  1. 投資商品としての安全性が高い
  2. 定期預金と比べて金利が高い
  3. 小額から投資することができる

投資商品としての安全性が高い

国債は発行体が国家であり、国家の信用力が高い程発行体が破綻するリスクは低くなります。

よって日本や米国などの先進国の国債は信用力が高く比較的安全な金融商品といえるでしょう。逆に新興国や財政的に危ない国の国債は破綻するリスクが上がるため先進国の国債の金利より高くなる傾向にあります。

先進国は安全性が高い分、リターンとなる金利は低くなるというわけですね。

定期預金と比べて金利が高い

個人向け国債の金利は、下限金利でも0.05%となっています。メガバンクの定期預金金利は、0.01%程なので定期預金よりも高い金利で資産運用することができます。

銀行は破綻した際に預金の1000万円分とその金利までしか保障してくれないため、安全な資産の置き場所として国債で運用するというのも一つの手ですね。

小額から投資することができる

実は個人向け国債は最低1万円から1万円単位で購入することができます。大きな資金を使わず小額から投資が可能になっています。

なおかつ安全性が高いものとなっているため投資初心者の方にはおすすめです。

国債以外にも小額で投資する方法はたくさんあるので、興味のある方は下の記事も参照してみてください。

【初心者用】小額投資の始め方 10万円以下からの資産運用!

国債のデメリット

 

  • 国の信用リスクが存在する
  • リスクが低い分、金利も低い
  • すぐに換金することができない
  • 購入できる期間が決まっている

国の信用リスクが存在する

国債はその発行体である国が破綻してしまった場合その価値は0になってしまいます。

国の破綻自体は可能性として非常に低いですが0ではありません。よって国債には常に信用リスクがあるという事を念頭に入れておきましょう。

リスクが低い分、金利も低い

国債はリスクが低い分、リターンも低くなります。株や投信の分配金1~2%と比べると、個人国債の金利は0.05%程と低くなっています。

投資の世界ではそれ相応のリスクを取らないとリターンが得られないという仕組みなのです。

すぐに換金することができない

個人向け国債は最低1年間は途中解約ができません。よって急な出費が必要になるようなことがある場合は、引き出せなくなる可能性がありますので国債を買う場合は余裕資金で購入するようにしましょう。

また1年後に解約を行った場合はそれほど利子が付かなくなってしまうので、できる限り国債は長期保有するようにしましょう。

購入できる期間が決まっている

国債は通常毎月発行されますが、いつでも購入できるわけではありません。国債の種類や金融機関によっても申込期間が異なりますので、事前に国債を購入する金融機関で発行スケジュールを確認しましょう。

国債で運用する上での注意点

満期まで保有しないと金利がほとんどもらえない

個人向け国債は、発行から1年が経過した段階で途中解約が可能になりますが、直前2回分の各利子相当額×0.79685が差し引かれてしまいます。

差し引かれる割合も大きいため国債は満期で保有する方が無難でしょう。

下に途中解約した場合の計算式を載せておくので参照してください。

中途解約した場合の計算式

(1.)第3期利子支払日以降に換金する場合
額面金額+経過利子相当額-直前2回分の各利子(税引前)相当額×0.79685

(2.)第2期利子支払日から第3期利子支払日前までの間に換金する場合
額面金額+経過利子相当額-〔直前2回分の各利子(税引前)相当額×0.79685(-初回の利子の調整額(税引前)相当額)*1〕

(3.)初回の利子支払日から第2期利子支払日前までの間に換金する場合
額面金額+経過利子相当額-〔初回の利子(税引前)相当額×0.79685+経過利子相当額(-初回の利子の調整額(税引前)相当額)*1〕

(4.)初回の利子支払日前に換金する場合
額面金額+経過利子相当額-〔経過利子相当額(-初回の利子の調整額(税引前)相当額)*1〕

引用:個人向け国債Q&A

固定金利か変動金利かを選ばなければいけない

個人向け国債には固定金利と変動金利のどちらかを選ばなくてはいけません。

固定金利であれば、将来受け取れる金額を正確に把握することができますが、今後金利が上昇した場合固定された低い金利のままになってしまいます。

一方変動金利であれば将来の受け取り金額が変動する可能性があるため正確な金額を把握できませんが、金利が変化した場合その変動に応じて金利も上下することとなります。

現在ですと日銀の国債買い入れにより金利がとても低い水準で推移していますので、今後の上昇を見込み変動金利で個人国債を購入することをおすすめします。

 

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