銀行の金利は何%!?
皆さんは今現在銀行の金利がどのくらいかご存知でしょうか?大手の都市銀行で0.01%です。定期預金でさえも0.1%程と雀の涙程しかつきませんよね。
かつては郵便局の定期預金は10%程と数十年郵便局に預けているだけで貯金が倍になる時代がありました。
それでは今100万円を銀行に1年間預けた場合はどれくらいの金利がつくのでしょうか!?
1年間100万円を都市銀行に預金した場合
現在都市銀行の金利が0.01%ですので1年間100万円を預け入れたとしてもたったの「100円」にしかなりません。。。。
更に受取利息には税率が所得税に15%、地方税に5%かかります。合計税率が20%程になるので、受け取れる金利は約80円程になります。。
大事なのでもう一度言います。1年間100万円を預けてもたったの80円しかもらえません!
1年間預け入れてもジュース一本も買えません!!ましてATMで引き出し手数料を払えばマイナスですね(笑)数十年前までは高かった金利がどうしてここまで低くなってしまったのでしょうか?
なぜ低金利になったのか
結論から言うとこの低金利はバブル崩壊後の日本銀行による低金利政策が要因です。バブル崩壊以降、政府と日銀は世の中の金回りをよくするためにできる限り金利を引き下げようとしました。
世の中の金利が下がると企業も資金を借りて設備投資を行います。一方個人も住宅ローンなどを組んで家を買ったりと世の中のお金回りがよくなるはずなのです。よくなるはずなんですが、実際は個人も企業もただただ資金を銀行に積み上げるだけで実際にお金を使っていないのが現状となっています。
話が若干逸れましたが、低金利になった要因は政府と日銀が世の中の景気を良くするために敢えて低金利政策を続けているからです。
銀行が低金利だからこそ資産運用を始めよう
この低金利環境だからこそ私は今のうちに金融リテラシーを身に着けるための資産運用を始めましょうといいたいです。
というのも今後銀行預金がマイナスになる可能性があるからです。
銀行は今低金利の環境下で地方銀行はじめ非常に苦しい経営環境にあります。実際に今まで引き出し手数料が無料だった新生銀行なども手数料を取り始めるようになってしまいました。
新生銀行が2001年以来掲げてきた「ATM無料」の旗を降ろす。10月にも有料化し、利用者から1回の現金引き出しにつき、108円受け取る。日銀のマイナス金利政策などで収益を圧迫される中、新生銀の顧客が他行のATMを使った場合に生じる手数料を負担するコストを減らす。
引用:日経新聞
銀行は従来のビジネスで収益を上げれなくなったため、このような預金者に負担を強いる経営へと切り替えています。
まさか預金を預けているだけでお金を取られるはずがないと思うかもしれませんが、実際に海外の銀行などでは預金者に対して口座管理手数料といった形でお金をもらっているのです。
今後、日本の銀行がそのような経営に切り替えていく可能性もゼロとは言い切れないのです。ただ預けているだけでじわりじわり預金が減るような状況は想像したくないですよね。
よって今後は、預金以外に資産の置き場所を考える必要があるのです。
1000円からでも資産運用を始めよう
ただいきなり自分の資産すべてを有価証券や不動産などに投資するのは怖いと感じるかと思います。よってまずは少額からはじめてみてはいかがでしょうか?
今の時代、スマートフォンでたったの1000円から始めることができる投資もあります。このような少額投資を通じて、相場観と金融リテラシーを身につけましょう!
詳しくは下の記事をご覧ください
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