アービトラージ(裁定取引)とは!?市場リスクを取らずに利益を得る方法

アービトラージとは

アービトラージ(裁定取引)をご存知でしょうか?

裁定取引(アービトラージ)とは、同一の価値を持つ商品の一時的な価格差(歪み)が生じた際に、割高なほうを売り、割安なほうを買い、その後、両者の価格差が縮小した時点でそれぞれの反対売買を行うことで利益を獲得しようとする取引のこと。

引用:SMBC日興証券

正直なにを言っているかわからないかと思います。

簡単な例で表すと、Aショップではあるゲームソフトが5000円で売られており買取価格が4900円だとします。一方Bショップではゲームソフトが4850円で売られており買取価格が4800円だとします。

この状態は価格の歪みが発生している状態であり、アービトラージを可能にします。つまりBショップでゲームソフトを4850円で買い取りAショップにおいて4900円で売る事によって50円の利益を得る事が出来るのです。

実際はこのような歪みが生まれるタイミングというのは一瞬です。しかし、そうした一瞬に仕掛けるアルゴリズムを組んで自動売買を行なったり手段でアービトラージを行なっている人達も存在しているのです。

アービトラージのやり方

こういったアービトラージを行うためには、市場同士の価格差を利用しなければいけません。よって市場自体を比較できない株式などでのアービトラージはできません。株式市場は東証などで取引が一本化されているためです。

FX会社を利用する

一方FXのような市場価格が統一されていない金融商品に対してはアービトラージを行える余地があります。

各FX会社ごとによって顧客に提示している価格が違うからです。先程のショップの例と同じですね。FX業者ごとに配信レートしている価格に誤差があるためこのタイミングを狙うのです。

あるFX会社で買ったドル円のロングを他社のショート価格で約定させ、価格差がなくなったタイミングで同時にクローズするのです。

市場全体が売り99円、買い100円というレートを出していたとします。そこでA社が下のように右に寄ったレート配信を行ったとします。

このようなタイミングが正にアビトラを行うタイミングになります。この場合では

Å社で101円ショートポジションを持ち
B社で100円ロングポジションを持つことになります。

この時点で101円で売って100円で買っているため1円の利益がでてることが分かるかと思います。(分かりやすくするため、pips単位ではなく円単位にしています)

その後、価格差がなくなりレートが同じような水準になった際に決済を行います。このような業者間のレートのズレは特に朝方や経済市場発表時に起きることが多いです。ただ経済発表時はスプレッドがワイドになりやすいので、朝方を狙うのが無難でしょう。

アービトラージを行う上での注意点

口座を解約させられる可能性がある

アービトラージは市場リスクをとらない分、他のリスクが存在しています。それは業者に口座を解約させられうリスクです。

基本的にFX業者は短期の大口で勝つ客に対しては非常に厳しいです。客の勝ち=会社の損失になってしまうからです。大口というと大体100万通貨以上を一時間に10往復以上行うような客は目をつけられ、目立ったアービトラージを行うと解約ということが十分にあり得ます。

アービトラージをやる場合は目立たないように50万通貨以下のロットでやるなどの工夫をしましょう。

スリップして約定したい価格で約定できない可能性がある

またFX業者によっては約定価格がすべってしまう可能性があります。スリップした際に約定するかどうかの設定なども行えるのでスリップ許容幅を狭めて設定することをおススメします。

まとめ

今回紹介した方法は裏技です。市場との勝負というよりも業者との勝負となります。

正当な取引と認められず口座を解約させられてしまう場合もあるので、アービトラージを行う場合は十分に注意して行うようにしましょう。

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